先日Screaming Deadのことを書いた日に、なんと元:Screaming Dead / 現:Inkubus SukkubusのTonyさんからScreaming Dead『Bring Out Yer Dead』のCDが届きました!
すっかり忘れてましたが先日注文してたので必然っちゃあ必然なのですが、まさかブログで書いた日にくるとは驚き!しかも「To nao12xu」のサイン入りで来た(笑)
このCD『Bring Out Yer Dead』はカセット以外の初期アナログ音源がすべて入っててイイんですけどすでに廃盤のようで、某ヤ○ーオークションでは5000円~20000円で売られてます・・・。けど、普通にInkubus SukkubusのHPから2000円くらいで買えますよ(笑)
って話はイイとして、今日はUK 80'sパンク~ポスト・パンク(あるいはいわゆるポジパン系)の中でも特にゴシック・ホラーな要素を感じさせるバンド第2弾をご紹介です。
イギリスはSuffolk出身の13th Chime!!
まだ「Gothic」とか「Goth」ってタームが音楽ジャンルとして言い広まる前からダークなホラー・フィルム・イメージでバンドのカラーを打ち出してたバンドです。
バンド名はこの頃のパンク世代に多大な影響を与えたジョージ・オーウェルの『1984』っていう小説のイントロ描写からつけられたそうな。
(※以前紹介したSpecimenの前身バンドUnwantedは"1984"、Death In Juneの前身バンドCrisisは"PC 1984"ってタイトルでその小説を題材にした曲をやってます!)
このバンド、ボクがゴス・パンクにハマりだしてスグくらいの2006年頭くらいに存在を知ったのですが、何せその頃はまだ彼らの情報も少なく、ネットで音源聴くのすら困難だし、オリジナルのアナログ(7"×3枚)もなかなかみつからない始末。
そんななかずっと気になってモンモンしてたらマイスペのトリビュート・ページが完成しててすごい嬉しかったなぁ。
ちょうどかつてパンクもKilled By Death系オブスキュア・バンドに陽の目が当たりだしたのと同じ流れで、発掘系80'sゴス・パンクの情報がどんどんネットに出されていった時期でした。
それからしばらくしてわずかなチャンスで3枚のオリジナル7"のうち3枚目「Fire」、そして2枚目「Cursed」をなんとか入手!
んで去年になってやっと幻の1st「Cuts of Love / Coffin Maker」を入手して大喜びしてたのですが・・・
1st 7"「Cuts of Love / Coffin Maker」(81年)
2nd 7"「Cursed / Dug Up」(82年)
3rd 7" EP「Fire」(82年)
※これら3枚の画像はどっかのブログから拝借
そしたら去年になってこれらシングル3枚+デモを集めた『The Singles 1981-1983』がアナログで出まして、んで最近になって未発表アルバム音源のアナログLP『The Lost Album』と、それら2種類のLPを合体させた音源編集盤CD『Complete Discography』が出ちゃいました!
いやコレは嬉しい再発です!!『The Singles 1981-1983』LP(1st 7"と同じジャケ)
『The Lost Album』LP
『Complete Discography』CD
じつはちょっと前に出てたんだけど、最近やっと再発もとのレーベルSacred Bonesから届きまして、未発表音源などに悶絶したワケでございます。
ってコトで恒例の「百読は一聴にしかず」な動画コーナーです!
当然のように動画はナイのでオーディオ・トラックのみですが・・・
一番好きな2nd 7"の曲"Cursed"のトラックがなかったのでそれは前述のマイスペで聴いてもらうとして、まずは1st/B面のダーク・ホラー・ナンバーから
13th Chime / Coffin Maker
続いて2nd 7"/B面!
13th Chime / Dug Up
いや~B級このうえないですね!
お次は未発表音源で初めて陽の目を見た一番疾走感ある曲!
13th Chime / Radio Man(youtubeだと音悪いけどCDは音イイです)
最後に未発表アルバム1曲目のコレ!出だしがかなりサイキック!
13th Chime / Two As A Couple
ウッ!の掛け合いがツボりing!!
ってな感じで紹介してて改めてB級ポスト・パンクだなぁと思いましたが、そのウサン臭さというかB級具合がまたハマー・フィルム系のヴァンパイア映画と同系列の何かを感じさせて素敵なんですね。
当時撮影してた写真(特にThe Lost Albumのジャケと同テイクのモノ)なども非常にゴシック・ホラーな雰囲気満点です!
ここで載せられなかった"Cursed"のイントロのドカドカズンドコ・ドラムはイケイケでズバズバくるので要チェックですよ!
都内なら西新宿Nat Recordsか渋谷Warszawa(安い)にCD/アナログとも売っているので(Singlesはもうナイかも?)、気になった方はチェックしてみてください!
ちなみにギタリストのGary O'Connerは現在Long Bone Trioっていうロカビリー/ガレージ系バンドをやってますのでそちらもご注目。
では長くなったのでこの辺で!邪っ!
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